あかり

こんにちは

生命のからだ

 
 
 
生命のからだ
 
 
どこで聞いたか忘れたけど、広義的には、「星」「海の水」「風」みたいなものも生命に含まれると聞いたことがある。
 
単細胞生物とか原始的な生命を見てみると分かるけれど、
生命体にはどれも身体的構造がある。
 
人間もその点では、ミドリムシとかミジンコみたいな原始的な生物とまったく違わず、忠実に生命体のからだを模していると言える。
彼らと人間の "根本的な構造" はそう違わない。
 
しかし、「星」「海の水」「風」には、身体的構造がない。
生死の概念も、人間と比べたらそうとう希薄だ。
 
 
ところが、どこで聞いたかも分からないその話に準ずるなら、そんな彼らも生きているということになる。
そう考えたとき、ぼくはふと今までにない、あらゆるものに包まれるような荘厳な感覚を、少し思い出した気がした。
 

ほんとうに大切なことって、いったいなんだろう。 
太古の人間は、いつもこんな感覚の中で生きていたのだろうか。


来世は空気とかになりたい。